賛助会会長あいさつ(2022年)

賛助会

賛助会会長あいさつ(2022年)

(一社)香川県建築士事務所協会
賛助会会長 山地 康弘
共栄建産(株)

平素は(一社)香川県建築事務所協会賛助会の活動に格別のご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。この度香川県建築士事務所協会賛助会会長を仰せつかまりました山地でございます。前会長の武田建設株式会社の武田会長より託されましたが力不足であることは否めません。何分若輩者ではございますが、精一杯務めさせていただきますので何卒よろしくお願いいたします。

令和3年度は東京オリンピック・パラリンピックが開催され日本人が多くの金メダルを取りました。ゴルフ、野球、バスケットなど世界で活躍した日本人選手の明るい話題が記憶に残っていますが、その反面いまだ終息を迎えていない新型コロナウイルスの話題が絶えません。建築業界においては、建築部材の値上げが今後の大きな課題となっています。

2024年4月からは建設業にも労働基準法の残業上限規制が適用され、長時間労働が厳しくなります。また労働人口の減少や若年層の人材不足に加え、コロナ禍による外国人人材の入国がままならない状態が人材不足に拍車をかけています。その中で建設工事の安値受注による工賃へのしわ寄せが懸念されます。長引くコロナ禍において、建設現場でも感染防止の為にデジタル化による効率化がより進んできたように思えます。ICT、i-construction、BIM、CIM などの活用により生産性を向上し、CCUS の導入や週休2日など働き方改革を推進し、若者や女性が活躍できる現場環境を整備することが、これからの建設業の未来に繋がっていくと思います。

大型再開発は東京に加え、25年万博を控える大阪、天神ビッグバンの進む福岡や新幹線延伸を見据えた札幌にも波及します。香川の建設工事も人材無くしては始まりません。適正価格での工事受注、工事発注が今後の香川の建設業の労働人口にも影響すると思われます。

賛助会では、建築士事務所協会正会員の先生方と共に各委員会活動を進め、建設セミナー、工場見学などの活動に加え、会員交流を深めるための親睦ボーリング、親睦ゴルフコンペなどを開催していきます。更には会員の増強を図るために、未加入業種企業の入会促進にも積極的に取り組んで参ります。

香川建築士事務所協会会員の皆様、賛助会会員の皆様には賛助会の活動につきまして倍旧のご指導ご鞭撻を心より御願い申し上げます。最後になりましたが香川県建築士事務所協会の益々のご発展と会員各位のご健勝を御祈り申し上げご挨拶と致します。

2022年挨拶