賛助会会長あいさつ

賛助会

賛助会会長あいさつ

(一社)香川県建築士事務所協会
賛助会会長 山地 康弘
共栄建産(株)

平素は(一社)香川県建築事務所協会賛助会の活動に格別のご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

昨年は能登半島地震に始まった1年でした。今年は阪神・淡路大震災からちょうど30年、南海トラフ地震の今後30 年の発生確率が「80パーセント程度」に引き上げられるなど、地震に対する危機管理の重要性を改めて強く感じています。日本は地震災害によって建築基準法が見直され、高層建築物以外でも耐震構造、免震構造、制振構造等の設計が考えられてきました。地震はいつどこで起きるかわかりません。これからも万一に備え、建築士事務所協会と賛助会は継続的な活動を行ってまいります。

昨年、インフラ整備の担い手、地域の守り手である建設業がその役割を果たし続けられるように「担い手確保」「生産性向上」「地域における対応力強化」を目的に担い手3法が改正されました。

「担い手確保」では、処遇改善の為の賃金、処遇、人材雇用の管理の改善、価格転嫁による労務費へのしわ寄せ防止、休日確保の促進、「生産性向上」では、ICT活用や新技術の予定価格への反映と活用、「地域における対応強化」では、適切な入札条件等による発注や災害対応力の強化などの具体案が示され、建設業は変革の時を迎えました。

今年は昭和100年、昭和、平成、令和と年号が変わり、建設業の働き方も時代と共に変わってきました。その「昭和100年」の節目が建設業界にとっていい転換期となりますよう願っています。

これからも、香川県建築士事務所協会、賛助会の活動を通して香川県の建築業界の継続的発展に努めていきたいと思います。

香川建築士事務所協会会員の皆様、賛助会会員の皆様には賛助会の活動につきまして倍旧のご指導ご鞭撻を賜りますよう心より御願い申し上げます。最後になりますが、建築士事務所協会の益々の発展と会員各位の益々のご健勝を祈念申し上げご挨拶と致します。

2025年挨拶